3年連続の快挙

9/29(土)に兵庫県南あわじ市(淡路島)で開催された「第12回アジア国際子ども映画祭 関西・四国ブロック大会」において、8月の映画づくりキャンプで子どもたちの制作した短編映画が、ノミネート作品34本のなかで第7位となる奨励賞を獲得しました。

 

この映画祭は高校生・中学生・小学生の制作した映像作品が対象となり、全作品が同じ基準で審査されるため、技術的なクオリティが非常に高い高校生や中学生の作品と同じ土俵で競い合って小学生が賞を獲得することは、並大抵のことではありません。

 

3年前にMintGreenを設立してから毎年夏に「映画づくりキャンプ」を開催し、完成作品を同映画祭に出品してきましたが、子どもたちは、今回で3年連続受賞という快挙を成し遂げました。

 

今年の映画づくりキャンプ参加者を代表して、当日は3名の子どもたちが映画祭に出席して表彰を受けましたが、帰りの車の中で「去年より順位が下がって悔しいわ」と頼もしい発言も飛び出しました。来年もまた、子どもたちがどんな映像作品を生み出してくれるのか楽しみです。

いつのまにか

映画づくりキャンプのように、同じ子どもたちが何年にもわたって参加してくれるプログラムの現場では、久しぶりに会った彼らや彼女たちの成長に驚かされることがしばしばあります。

 

それは身長や体格など外見的なことだけではなく、話し方や行動など内面的な部分も含めて、昨年会った時とは別人のように逞しく変化している子どもたちを、これまで何人も見てきました。

 

そんな子どもたちの姿に大きな嬉しさや頼もしさを感じる一方で、なぜか自分の中ではいつも、少し寂しい気持ちになります。それはアラフォー世代の私が、子どもたちの成長とは反対に、体力の低下や白髪の増加など、年を追うごとに自分の老いを感じているからかもしれません。

 

かつて自分も小学生だった頃に、彼ら彼女たちと同じような、眩しくキラキラとした瞬間がありました。子どもたちを見て、それはもう遠い記憶の彼方に過ぎ去ってしまったことだと実感するのは、懐かしさと同時に寂しさがともないます。そんな気持ちを心のどこかに抱きながら、子どもたちが大人になっても記憶に残るような楽しい体験を目指して、頑張りたいと思っています。

夏の子どもたち

子どもたちは、夏の川遊びが本当に大好きです。

 

映画づくりキャンプを開催したログハウスの敷地内には、水の澄んだ美しい小川が流れていて、子どもたちは自由時間になるとアッという間に水着へ着替え、川遊びへと飛び出してゆきます。

 

川とは言っても水深が浅く、子どもたちの足首くらいまでしか水は流れていませんが、そんなことはまったく関係なしに、自分たちで様々な遊びを見つけて夢中になっていました。

 

今回、子どもたちが熱中して取り組んだのがダムづくりです。大小サイズの異なる多くの石を川幅いっぱいに何段も積み重ねて、最終的にはとても立派なダムが完成しました。

 

もちろん、川の流れを完全にせき止めることは不可能で、ダムの隙間から、あるいはダムの高さを超えて、川の水はどんどん流れてゆきます。それでも、子どもたちは大満足で、自分たちのダムを誇らしげに眺めては「すごいなぁ」「来年まで残ってるかなぁ」と喜んでいました。

映画づくりキャンプ

奈良県宇陀郡御杖村の山中にあるログハウスを利用して、小学生を対象とした「映画づくりキャンプ」を、8/25(土)〜26(日)の1泊2日で開催しました。

 

私が講師を担当するかたちで夏に「映画づくりキャンプ」を開催するようになったのが2013年からで、今回でもう6年目となります。ちなみに、2015年までは奈良市青少年野外活動センターの主催で、一般社団法人MintGreenの主催でおこなうようになったのは、2016年以降です。

 

初開催時に参加してくれた子どもたちは、いまやもう立派な中学生や高校生になり、これまで累計で50名以上の子どもたちが参加してくれました。毎年この「映画づくりキャンプ」を楽しみにして、小学校卒業まで何回も参加してくれる子どもたちも多く、なかには5年連続で参加してくれた男の子もいました。

 

私もまた、毎年このキャンプを楽しみしていて、子どもたちが瑞々しい感性で様々なアイデアを思いついて映像に焼きつけてゆく姿から、いつもたくさんの元気をもらっています。

春の野外バーベキュー

週末に奈良市内の野外活動施設で、12名の女性や親子が参加する懇親会を開催しました。

 

普段の活動では、小学生の子どもたちを対象としたプログラムやイベントを開催することが多い私たちですが、今回は団体メンバーの奥様からお声がけをいただいて、彼女の勤務する職場の仲間や元同僚の方々が集まって楽しく歓談できるよう、野外バーベーキュや宿泊のサポートをさせていただきました。

 

開放感いっぱいの大自然の中でバーベキューを楽しみながら、参加者のみなさんの会話も大いに盛り上がり、子どもたちも会場テントのまわりで元気よく遊んでいました。

 

翌日は施設近くの農家で野菜の収穫体験に出かけ、大人も子どもたちもたくさんの野菜を収穫して、大喜びでした。2日間にわたって参加者のみなさんが楽しんでいる様子を間近で見ていて、今回サポートさせていただいたスタッフも、とても充実した時間を過ごすことができました。

海外の子どもたちとの交流

北海道での初日の夜に、「第11回 アジア国際子ども映画祭 国際大会」に出場するため来日したアジア15ヶ国(中国/韓国/台湾/モンゴル/シンガポール/インドネシア/カンボジア/フィリピン/タイ/ベトナム/ブルネイ/ミャンマー/マレーシア/ラオス/東ティモール)の高校生・中学生およそ百数十名との交流会が開催されました。

 

会場となった体育館は国際色豊かな熱気に包まれ、奈良の子どもたちも片言の英語とボディランゲージを駆使して、各国の子どもたちへ積極的に話しかけていました。それにしても、子どもたちのコミュニケーション能力はすごい!互いに言葉の意味が通じなくてもまったく関係なし!日本の子どもたちも、海外の子どもたちも、言葉の壁を軽々と飛び越えて一緒に写真を撮ったり、メールアドレスを交換したり、みんな笑顔いっぱいで国際交流を心から楽しんでいました。

 

大会関係者によると、毎年たくさんの日本の子どもたちが交流会をきっかけに、海外のこどもたちとメールでの文通友達になっているとのこと。交流会終了後、奈良の子どもたちのメモ用紙を見せてもらうと、みんな様々な国の子どもたちのメルアドを数多くゲットしていました。

北海道での体験

「第11回 アジア国際子ども映画祭 国際大会」が開催された北海道北見市では、日本全国やアジア各国から現地を訪れる出場者のために、大会事務局や地元ボランティアの方々が様々なイベントや観光ツアーを企画して、遠く離れた奈良からやってきた子どもたちを歓迎してくれました。

 

オホーツク海を一望できる高台で流氷の魅力を満喫できる「オホーツク流氷館」、北海道最大の湖で雄大な自然を体感できる「サロマ湖」、幻の魚イトウをはじめとした多様な北海道の淡水魚が楽しめる「北の大地の水族館」などの観光。オリンピック選手を多数輩出する日本初のカーリング競技施設「アドヴィックス常呂カーリングホール」での氷上カーリング体験。地元北見市の様々な海産物や農作物の絶品料理を心ゆくまで味わえる大会終了後の「アフターパーティー」。アジア15ヶ国から来日した大会出場者の子どもたちとの「国際交流会」等々。また、各会場や観光地を大型バスで移動する際に窓から見える北海道の景色はとても壮麗で美しかったです。

 

大会関係者ならびに北見市の皆様、本当にありがとうございました。子どもたちは北海道での3日間を心ゆくまで楽しんで、一生の思い出に残るような最高の時間を過ごすことができました。

国際大会への出場

映画づくりキャンプ参加者の子どもたちが「第11回 アジア国際子ども映画祭 国際大会」に関西・四国ブロック代表として出場するため、11/24〜26の日程で、開催場所である北海道北見市まで引率してきました。奈良県からの国際大会出場は同映画祭史上で初の快挙となります。

 

11/25に開催された国際大会は、アジア15か国と日本全国のブロック大会を勝ち抜いて選出された73本のノミネート作品から12個の賞が発表される形で授賞式がおこなわれました。残念ながら子どもたちの作品「子どもになった先生」は受賞となりませんでしたが、ノミネート作品の約9割を高校生・中学生の作品が占めるなか、小学生である自分たちの作品が国際大会に選出されたことは、子どもたちにとって大きな自信となりました。

 

飛行機を乗り継いでの長距離移動、北海道の雄大な自然や様々な施設の見学、海外からの出場者たちとの交流、華やかな国際大会への参加などを通じて、子どもたちの世界観や感受性が大きく広がってゆく様子を間近で感じることができたのは、私にとってもなによりの喜びでした。